映画の聖地NY! ゴーストバスターズの本部へ

言葉の壁はやっぱり辛い
スターバックスのエナジードリンクだと思って買った、ただのコーヒー

 ニューヨーク生活も3日目。色々と慣れてきたところの私たちでした。アメリカは当たり前ですが、英語を使います。そして私たちは日本語を使うのです。正直、日本を出発する前に私が一番気にしていたのは言葉の壁でした。

 ただ、来てみると意外とそんなことを感じる機会は多くなく、なんだかんだ生活できるじゃん!ってなっちゃってました。まぁ、観光なのでそれくらいで十分だったのかもしれません。

  しかし、そこで事件が起きるのです。

 3日目の朝、確か土曜だったような気がします。いつものように身支度をして、朝7時にホテルを出て朝食券をもらいにフロントへ。私も3日目となると小慣れた感じで「朝食券ちょうだい」と言ってました。その時、フロントのアメリカ人が放った一言がこちら。

トデイエ

 恐らく彼はこう言ったのです。頭が真っ白になった私は聞き返しました。けど、帰ってくる声はやっぱり「トデイエ」。「知らない、知らないぞそんな単語。大学まで出てるけど聞いたこともない」パニックになった私は、慌てて3メートル(アメリカだと約10フィート)離れた彼女を呼び、もう一度フロントマンに謎の言葉を言わせました。

 彼女も最初の3秒は「ん?」といった感じ、しかし、「ああああ!そゆことか!」と理解した顔を私に見せたのはその2秒後でした。果たして彼は何をなんて言ってるのか…。

 彼女は言いました。

「今日は8時ってことだよ!」

 彼女がそう言った後、私はこの旅で一番の喜びを感じていました。そう彼が言っていたのは、

TODAY EIGHT(今日は8時からだよ)

 土曜日だからか~~~~と納得。英語はまだまだ勉強不足です!

ニューヨークで映画の聖地を紹介!
ひどく寒い日の朝。WITH COFEE

  なんとか8時まで待って朝食を食べた私たちが向かった先は、超有名映画の聖地。その名も「ゴーストバスターズ!」

 この映画、ザックリ説明すると、4人の男が幽霊を退治する話です。かなり有名な映画で、今見ても超面白いし最高!って感じなので是非見てください。上のリンクから見た後にこのブログの続きを読むと3兆倍面白くなります。

これに関しては、イキってるのは否めません

 で、私たちが向かったのがゴーストバスターズで登場するチームの本部。映画では消防署の一部を本部として使っているのですが、実はそこ、実際に消防署としていまでも使われているのです!!

 ロマンでしかないよね、マジでそういうの良い。

てことで少し紹介しますね!

GHOSTBUSTERS HQ
  • 14 N Moore St, New York, NY 10013 アメリカ合衆国
  • 映画ではゴーストバスターズの本部として使われていた場所。もちろん、現在でも消防署として機能しており、署内ではTシャツなどの映画グッズが購入可能

とまぁこんな感じです。電車に揺られること数分、見えてきました。

横からだと分かんないよね?

 ワクワクしてきました。中々に寒かったんですが、やや熱くなりますよね、本物なんだから。

赤。なにが赤いのか。信号だ

ついに…

門構えがイケメン過ぎる

来ました!!!!んん!!!いいね!!ちゃんとゴーストバスターズの本部としても機能してそうだし、ちゃんと消防署やん!!!

 まだ朝早かったのですが、現役消防士の方が快く中での撮影を了承してくれました!
嬉しいね~。

ガチすぎてワクワクしちゃいますね

中は当たり前ですが、消防署って感じ。しかし、ゴーストバスターズへの忠誠は忘れてません!

至るところにゴーストバスターズのロゴが転がってて素敵そのもの

 消防車もちゃんと駐車してありました。8っていう数字はきっとここが、第8番署ってことだと思います。きっとね。

アメリカ人が半袖で富士山登るわけですね

 彼女はちゃかりTシャツを買ってますが、写真まで快く引き受けてくれました!シャッターも押してもらってるね、この写真の感じだと。

この犬は毎日ここを通るのか、消防士に撫でてもらってます

日本でも聖地巡礼とかほぼしたことが無い私ですが、まさかニューヨークでできるとは。なんでもできちゃいますね本当に。

ラダーエイト。ここに配属になったら嬉しいんだろうね

ここに関しては、彼女発信で来たわけですが、とても良い思い出になりました!消防士がみんないい人で嬉しい気持ちに。こんな人たちに守られている街ならみんな安心でしょうね。そう感じながらこの場所を離れました。

誇れる仕事ですね

実は超人気スポット! ハイラインに行ってきたよ

ちょっと寄り道したかった、チェルシー・マーケット

 ゴーストバスターズの本部を訪れ完全にテンションが上がりっぱなしの私たちが次に向かったのは、「チェルシー・マーケット」。ここについては後々説明します。

高校の時、「GOOGLEで働こうかな」と本気で考えていた人

 目的地のチェルシー・マーケットの道中、この地区ならではの空気を感じられた気がします。このチェルシーと呼ばれる地区は、流行りに敏感なニューヨーカーが訪れる地として有名で、街を歩いていてもなんだかクリエイティブな印象を受けます。

石畳って良いよね

人通りは少なく、とても落ち着いた雰囲気の中、淡々と歩き続けると着きました(GOOGLEの目の前くらいにあった気がします)。

ニューヨーク感っていうのか分からないけど、ニューヨーク感出てるよね

チェルシー・マーケットとは何かというと、要は色々売っているマーケットです。食事は勿論のこと、本屋やスーパー、後はクリエイターが作ったグッズ等も販売しています。

色味が良いよね

 入ってみると分かるように、ややうす暗い印象を受けます。この場所は工場を改装してできたので、天井などはおそらく当時のままのようですね。

お分かりいただけるだろうか。店が開店していないのだ

 そう、朝一で消防署に行ったとはいえ、時間としてはまだ9時過ぎくらいだったので、店がほとんど空いてません…。てことで、ここはまた来ることにしましょう!

 目指すはハイライン(The High Line)!早速歩きましょう。ハイラインが何かは着いてからのお楽しみです。

今では大人気スポット! 高架のオアシス、ハイライン

 チェルシー・マーケットは後々来ることにして、早々にハイラインに向かって歩きます。ここも、日本を発つ前から行きたかった場所の一つで、胸を躍らせながら歩みを進めます。

appleショップはどの国も一緒の構え方なのですかね

 ハイラインの入り口はチェルシー・マーケットから遠くはなく、10分ほどで到着した気がします。

「トランプを追放しろ」。誰のことなんでしょうか

汚いと言えば汚いし、味があると言えばそうなのかもしれない道を歩き続けて10分弱、着きました。ここがハイラインの入り口です。

着きました。意外とあっさりしています

さあ、ここで答え合わせです。ハイラインとな何なのか、それは、 元線路です 。

もう少し詳しく説明すると、使われなくなった鉄道の線路を再開発してできた、高架上にある公園なのです!ロマンあるよね。

 なんというか、こう、こういう事一つをとっても、行動できる力って素晴らしいよね。てことで概要を説明します。

THE HIGH LINE
  • 住所:アメリカ合衆国 〒10011 New York
  • 2006年に工事が着工し、2014年には現在の姿に。
  • 全長2.3キロもある鉄道線路の跡地に作った公園。高さ約9メートルの公園を歩く楽しさに興奮。何かあるかといったら特に何もないが、その場の雰囲気を楽しみたい人からすると最高のスポットかもしれないね!

さあ、とにかく歩いて歩いてみましょう!

階段ではなるべく手すりを使いましょうね

階段を恐る恐る上ります。見える景色の想像をここで膨らましておくのです。結構大事。

お?想像の何倍も人が少ない

上がってみて気づいたことは、思ってた以上に人がいないことです。ゆっくりしていきたいなら良いですね。歩きます。

午前中の空気感が何ともたまらない

ずっと歩いていたのもそうなのかもしれませんが、結構暑くなってきました。日本と同じでニューヨークの天気も結構気まぐれロマンティックです。景色、最高です。

病的に顔色が悪いですが、大丈夫です

  歩いていても思うことは、意外と観光客っぽい人が少ないことです。たまたまだったのかもしれませんが、雰囲気は落ち着いていて、とても静かで、最高そのものでした。

鞄が重たそうだけど、実際マジ重い

 もともと鉄道なので、歩くのを想定されてなかったはず。なのにそこから見える景色は、あたかも公園になることを想像していたかのようでした。偶然だね。

ファインダー越しに見えているのはカメラを構えた私です

暖かいというよりか、だんだん暑くなってきました。けど、そんなことより、この地で感じる様々な空気の方が、私たちを刺激していました。今思い返すとそう思います。

前も言ったけど、ビル一つ一つに物語あるのいいよね

歩くこと10分ほど、なんだかおもしろいところにやってきました。

一本道上に完成した大パノラマ

いきなり現れたのは大型パネルで仕切られたフォトジェスポット。みんなここで立ち止まってたから人がいなかったのか~~。納得です。てことで、ここでのフォトギャラリーをご覧ください。

 ちょっとみにくいかな?何とか引き延ばして頑張って見てください。画像アップロードするのって結構大変なんだよね!

何かを見ているね。この時の髪型ちょうどよかった気がする

そんなこんなで朝のハイラインを堪能した私たちでした。各所にベンチがあって天気のいい日はゆっくり本でも読む、とか最高かもしれませんね。各々が自分に合った過ごし方ができるニューヨークだからこそ、意味のある場所になっている気がしました。

観光客感全開ですが、本当に楽しそうだね

日本だと、公園のベンチでくつろぐのってご年配が多いような気がしますが、ここはそうじゃなかったです。日本は日本なりの良さもあって、ニューヨークの良さも素直に良いなって思えた朝でした。

 公園一つとっても、他国の文化に触れることはとても貴重な経験になるし、感受性が非常に豊かになった気がします。ハイライン、おすすめですよ!

全てはこの道のおかげですね!

 ハイラインの下には沢山の店があってそこも超おしゃれって感じなので、是非訪れた際は行ってあげてください。私は行けなかったので、このブログでは参考になりませんが…すみません。

ってことで、足早でしたがハイラインを超堪能した私たちは、午前中に行けなかったチェルシー・マーケットに再突入します。

 ニューヨークのクリエイティブ最先端みたいなところで、ワクワクしっぱなしの私が見られるのは次回ですね!!

次回!!チェルシー・マーケットに突入!!今まで全くできなかったザ・ショッピングがようやく始動!!

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